日本に帰国し、多くのクラスを受講してゆく中で、

どれも素晴らしいクラスではありましたが、

圧倒的に足りないことがありました。

それは、人間を育てるという教育学

音楽教育です。

それから、文化や歴史について、多くの方が知らない

ジャンルも限られている

そのため、リズムトレーニングなども

カウントや正確さが優先されてしまいがちなんだということが理解できました。

これは、批判しているわけではありません。

けれど、このままでは、いろんな意味ですぐに限界が来るはず。

幸せなダンサーにはなれない、、、

今日は、これまでずっと隠してきたことを書きます。

近年、音楽教育では、グルーヴ研究

が始まっています。

脳科学でも、「人はなぜ踊るのか」研究されています。

グルーヴは単なる「ノリ」ではありません。

実は 3つの要素で生まれます。

① 音楽との一体化

グルーヴの一番の核心は

身体が音楽の中に入ること

です。

単にカウントで踊るのではなく

  • ベース
  • ドラム
  • リズムの隙間

を身体で感じる。

このとき

音楽と身体が一体になる。

音楽と完全に一体になる瞬間、これがまさにグルーヴの核心。

② 文化と生活

グルーヴは文化の中で育つもの。

例えば

アフリカ文化では

「音楽・ダンス・生活」が一体。

子どもは「リズム・歌・手拍子」に囲まれて育つ。だから身体にリズムが入っている。

③ エネルギー交換

ヒップホップの特徴は、cypher(円)です。

「ダンサー・観客・音楽」

この3つのエネルギーが循環するとグルーヴが強くなる。

これは、「観客と空間が一つになる瞬間」と同じです。

🔻

日本での多くのサイファーは、本質を理解している方が圧倒的に少なく感じます。

それは、バトルと共通して

上手い、下手など、優劣を感じてしまう部分です。

本音で踊る、ありのままで踊るセッションが、

やりずらい環境である

ということです。

顕在意識ではなく、

潜在意識・無意識でそれをやっていることにみなさん自覚がないということも含めています。

 ・

この感覚はかなり本質

1️⃣ 音楽と身体が一体になる

2️⃣ 観客と空間が一つになる

この2つが合わさる瞬間。

多くのダンサーが言語化できない感覚です。

既に、チコとKeiko舞は、アカデミーふぇちゃるまの中で、

かなり正確に説明しています。

もう一つ重要な要素があります

それは

身体の構造

これが「日本人・フランス人・アフリカ人」のグルーヴの違いに関係している。

そしてKeiko舞が研究している「日本人はグルーヴを習得できるのか?」というテーマの核心。

「なぜ日本人はグルーヴが難しいのか」

乗り越える方法がある。

🔻

日本のマナ文明:万葉文化

六根清浄

歴史や哲学を通し、

知識を得て世界観を構築することで

感性が磨かれ、肉体が超人化してゆく仕組み

結論から言うと

日本人でもグルーヴは身につけられます。

ただし方法が違います。

多くの日本のダンス教育は、残念ながら順番が逆です。

まず理解するべきこと

なぜ日本人はグルーヴが難しいのか

大きく 3つ

① 文化(生活の中のリズム)

アフリカやブラックカルチャーでは

  • 音楽
  • 手拍子
  • ダンス

が生活の一部。

子どもの頃から身体でリズムを感じる環境があります。

日本は

  • 静かな文化
  • 集団調和
  • リズムより形

この違いがあります。

② 身体の使い方

日本の身体文化は、縦軸(vertical)

  • 姿勢
  • 武道
  • バレエ教育

一方ブラックダンス文化は、重心が低い(grounded)

  • 骨盤
  • 体重

を使います。

③ 教育方法

〜日本〜

1 技術

2 振付

3 形

〜ブラックダンス〜

1 リズム

2 ノリ

3 動き

順番が逆。

ですが、これらを小手先のテクニックHow toでやってしまいがちなのが

私も含めた日本人。

我々日本人に今、必要なのは、我々のための文化と生活です。

環境作り、コミュニティ作りです。

本音で語り合える仲間、繋がり、コミュニケーションです。

【文化と生活の重要性】

グルーヴは文化の中で育つもの。

フランスのHipHop教育は

ダンスの上手さだけでは評価されません。

評価されるのは次の 3つです。

① 文化理解:HipHopを文化として理解しているか

② 教育能力:それを人に伝えられるか

③ 社会的文脈;社会・コミュニティとどう関わるか

多くの日本人が苦戦する理由

フランスで日本人ダンサーが苦戦するのは

テクニック中心

  • バトル
  • 振付

しかしフランスは文化・哲学・教育を重視。

つまり、アーティスト+思想家+教育者が求められます。

【Keiko舞が意識していること】

❶意見する:花束を贈るような愛ある言葉で自分の意見を発言する・提案する

❷文化背景を語れる

❸社会に繋げる

❹教育プログラムを作れる

❺Cypherに入って踊る:これはかなり重要。即興は信頼とリスペクトを生みます。

一番大事なこと:

フランスでは「何を踊るか」より「なぜ踊るか」が重要:Keiko舞と相性ピッタリ。

🔻 

人脈・ネットワーク・コミュ二ティ作り:先生・アーティスト・文化機関

🔻

繁栄

いかがでしょうか。

「なぜ日本人はGroove:グルーヴが難しいのか」

日本に帰国し、この5年間で多くのクラスを受講してゆく中で、

もちろん、学べたこともたくさんありました。

ここに、

人間を育てるという教育学や音楽教育を取り入れてゆくことで、

日本のダンスシーンは、もっと豊かになれるはず、と思っています。

日本人はとにかく忙しすぎているし、働きすぎている。

そのため、本来の感性が眠ったまま・・

政治や環境、文化そのものを見直し、根本的な改善をしてゆく課題もありますが、

私たちひとりひとりがまず変わること、知識を身につけることがまず必要だと感じています。

それから、文化や歴史について、多くの方が知らない

ジャンルも限られている

そのため、リズムトレーニングなども

カウントや正確さが優先されてしまいがち

これは、つまり、小手先のテクニックです。

なぜ?Whyまで掘り下げて行かない限り、

溢れるGroove、溢れるダンス、

継続可能な溢れる幸せの循環は起こらないと思っています。

私は、歴史を掘れば掘るほどに、

【Boogaloo=Groove=経済活動】

Grooveが繁栄の鍵🗝️!!

とまで感じています。

続く・・・・・・

今日は、これまでずっと隠してきたことのほんの一部を書き綴りました。