弱さの裏返し。
弱い犬は吠えるのと同じように、自分に自信がない人は、噛み付いてきます。
人と変わった部分をアピールしてきたり、
誰かに何かを教わるときに、反抗、反発的な態度をとります。
リスペクトがありません。
ご自身がそこに気づかない限り、何も習得できず、弱い自分を強固なものにしてしまいます。
凄いことをしたい人は、凄いことをしてやろうと見せつけてきます。
それはとてもあざとくて、気持ちいいものではありません。
今日は、教養についてお話ししたいと思います。
教養とは、
学問・知識を(一定の文化理想のもとに)しっかり身につけることによって養われる、心の豊かさ。
個人が社会と関わり、経験を積み、体系的な知識や知恵を獲得する過程で、
人格全体の訓練を行い、蓄積される人間観、世界観、自然観などの価値観の総称であり、
教養教育とは「知性と感性の融合を軸とした人格形成」
私は、29歳の頃、元夫である芸能人の清水国明の劇団に入団し、
そして結婚し、10年以上どっぷり一緒にお仕事させてもらいました。
私の人生の師匠です。
清水国明氏は、日本のタレント、冒険家。
1973年、京産後輩の原田伸郎とのコンビで「あのねのね」として、「赤とんぼの唄」でデビューし大ヒットを記録した。
「あのねのね」結成当初は京産の学生複数人での編成で、笑福亭鶴瓶とその妻もメンバーだった。
清水国明氏の弟子には、ブラザーコン(バブルガム・ブラザーズ・近藤伸明)さん、
清水アキラさん、嘉門達夫さん、
甲本ヒロト(THE BLUE HEARTS・THE HIGHT LOWS等)さん、藤田亨(放送作家)さんなどがいます。
私が、清水国明氏と出会った頃は、教養ゼロな人間だったな~と思います。
清水国明氏とどっぷり過ごした10年間、そして、
離婚して、海外移住して、ダンスを始めて10年、
トータルこの20年間で、私がどれだけ世間知らずちゃんだったか、、、よ~く理解できました。
日本に帰国しダンスで交流、いろんな人と出会いました。
そんな中で感じるのが「世間知らず?」なのか?
まるで、何もしないで生きてきたかのような・・・そんなことを感じる瞬間があります。
失礼があたらごめんなさい。
けど正直に言います。
日本人は、言われたこと8割そのまま受け取る傾向があります。
だから、謙虚すぎると損をすることがある。
バカなふりをしていると、本当にバカにされるということを経験しました。
私の場合、自分のことは謙虚でなくていい、脱・弱々しき善人。
今度は他者に対して、
当然、私も、他者に対する姿勢、気をつけなくてはいけない。
他者と関わった際の
起きている出来事の本質、裏側、目の前の反応だけを見ないように心がけています。
これはあくまで、私の主観です。
日本のジャッジ、審査員が、音楽性の理解がないまま、すごいって気持ちで選んでいる傾向にあるのは、
ズバリ、目の前の反応だけを見ているから。
ミュージカリティ:音楽性というのは、二重の音楽性を体得することを指します。
この二重というのは、スピリチュアルとフィジカル、規律と解放、潜在的と顕在的、そんな視点です。
ダンスはスピリチュアルなものだと言い切るフランス人やアフリカ人は、
アートとはスピリチュアルなものであって、五感や六感を使うことである、そいう側面を知っている、
その歴史を生活の中で感じ、有機的に生きているから。
おかげさまで、ダンスでその人の生きる姿をリーディングできるような、
そんな視点を日々、磨かせていただいています。
「ダンス占い」のような。
ダンスで、あなたという人がどんな人生を歩んでこられて、どんな未来を描いているのか。
目の前の反応だけを見ないように心がけている結果、そんな目になってきました。
教養大事ですね。
日本では、まったく新しいダンスの考え方とレッスンを提供するプロジェクト。
なんと、これが世界の常識!
素敵な午後を、そして素敵な1日を☺️
