2025年7月3日(木) Keipiさんからの質問🔻

海外のTOPダンサーレベル、〇〇〇〇でも「よ〜く音を良く聴いて」としか言われなかった。

【真のミュージカリティ】を説明できる人に(言語化できる人)出会ったことがないと仰っていましたが、

お二人にとってこれは、どんな時に”説明できる人がいない”んだと気づいたのか、もっと知りたいなと思いました。

例えば、物理的に過ごす時間の短さとか、TOPクラスのダンサーでも言語化する術を持ち合わせてないと気づいたから????


ヨーロッパは、自分を静かに眺める時間や個人主義なイメージで、

言語化ができる人、あるいは主観とか独自の主張が強そうな感じがあり、

JUSTE DEBOUT専門学校でもディスカッションとかをよくされていたと聞いたので、

興味があって質問させていただきました。

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昨日のレッスン(勉強会)で、チコが回答させていただきましたが、ケイコマイからも補足させていただきますね。

私たちは、皆さんと同じように毎日生きている。チャレンジしている。

そのため、フランスで生活し学んだ出来事への捉え方も日々変化していることに気づきました。

確かにKeipiさん言うように、フランスのJUSTE DEBOUT専門学校でもよくディスカッションをしていた。

これは日本と大きく違う点だった。自分にとっての正解は人ぞれぞれ違うしそれが当たり前。

コロナ機に、日本に帰国した当時の私と、今の私と、

学んできたことや感じてきた出来事は同じはずなのに、捉え方が進化しているんです。

私の中で記憶がどんどん上書きされ、更新され続けている。

このアカデミー「ふぇちゃるま」をスタートさせ8ヶ月目に入りましたが、

いや〜全然もう、違う。

例えば、「Groove」についてのディスカッションがフランスの授業の中でありましたが、

今振り返ると、私たち「ふぇちゃるま」ほど深掘りした言語化はなかったように思います。

Keipiさんがおっしゃるように、「ヨーロッパは、自分を静かに眺める時間や個人主義なイメージで、

言語化ができる人、あるいは主観とか独自の主張が強そうな感じがある」

確かにおっしゃる通りですが、今だから詳細にわかることがあるのですが、

【言語化】に関して、

確かにひとり静かに内省する内省力みたいなものがあるが

イコール【言語化】能力があるとは限らないと思うんです。

個性があたり前の国フランスでは、独自の考えや主張は確かにある。

ところが、

私たち「ふぇちゃるま」ほど深く、もっと深く、もっともっと、、深く掘り下げて【言語化】しているかというと、そうでもない。

もちろん、人によって違います。

例えば、自分の動画を自己分析して、「言語化」したらそこまで。

もしくは仲間同士や授業の中でディスカッションします。

そこでは、ほとんどこれだという自分にとっての正解が見つからないまま放置されることも多いです。

これすっごくフランスっぽいところでもある。

日本のように白黒はっきりさせることがあまり重要ではないから。

本質を一生かけて探求し続ける傾向があります。

私たち「ふぇちゃるま」は今、「熟考」することにチャレンジしていますね。

一旦、自己分析が終わったら、

では、なぜそれがうまくいかないのか?原因を探る。

または、対策を練る、練習メニューを自分で考えるなど、さらに深掘りしてゆく。

課題がクリアできるまで、この【言語化】深掘り作業をどこまでも続けてゆく、、、

この「熟考する」時間が、ダンス自体の成長になる。

自主練しているのと同じこと。

内省力が高まり、五感、六感が磨かれる。

これは、つまり、音が聴こえる世界に突入しているのと同じこと。

そして、即興力や表現力も高まる。

深呼吸:目を閉じて深く呼吸、自分の身体の声を聴きながら行う自己整体。

私たちはある意味、創造主の次元までいける。

例えば、ヨガの創始者は、一般的には古代インドの哲学者であるパタンジャリとされています。

彼は、紀元前2世紀頃に「ヨーガ・スートラ」を体系化し、ヨガの基礎を築きました。

パタンジャリのように私たちが潜在能力を使う領域まで達する、もしくはその領域に近づけるようになってくると、

自分のカラダを自分で調整することが可能となり、

その究極が、ダンス、踊ることでであると私は考えています。

だから、私の中には、怪我や故障、不幸というのがないんです。

それはつまり、どういうことかというと、もちろん、人間だもの、未熟です。

時に、そういったアクシデントは起こります。

気づきや悟り、進化するために必要なプロセスは人それぞれ、

だから、怪我も病気も、究極はラッキー!「ジャンピングチャンス」と捉えることができますね。

自分のカラダと対話をしていますか?

カラダの声を聴く習慣。

これは、各ジャンルのスタイルに入る以前に必要な、「自分のダンス力の基礎力」になります。

その延長に、感じるままに音に身を委ねて、音を解釈し身体を動かして翻訳する、表現する。

音との調和、その先にジャンルやスタイルが自然と視覚化されてゆくものだと思っています。

【ミュージックファースト】ですね。

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「各ジャンルの基礎」と「自分のダンスの基礎」の回路が繋がってゆく。

だから、「自分のダンスの基礎」と「自分のジャンルの基礎」がどれだけ重要か。

型がなければ崩せないし、この崩しをやるには、感じるチカラがなければ自分を解放させることもできない。

規律と解放の中にいるから、私たちは「規律」も「解放」も

どちらも体現できるような自分、自分の領域を「拡大」させてくことが必要不可欠だと思うんです。

私は、移民が多い国、フランスで過ごしてゆくうちに、3年でわからなかったことが5年でわかるようになって、

特に芸術の歴史、文化にふれ、知れば知るほどに、沼ってく。

暮らせば暮らすほどにいろんなことが理解できるようになってきて、面白くってたまらない。

アフリカ人が多く住むフランスでは、日本にはない情報がいっぱい、

そして歴史が今でも生きて流れている、いつでも触れられる、そんな環境の中で、私は本当の「本来の自分」を大きく育てることができました。

ある日私は、疑問がいっぱいあふれてきて、ストリートダンスのルーツが掘りたくなった。

ストリートダンスの歴史や音楽、専門学校で教えてくれること以外にも、芸術の歴史、世界のダンス、表現することについて

自分で調べて勉強するようになって、どんどん掘ってくうちに、

やっぱりリズムをもっとこの肉体で味わいたい、そして奴隷貿易が行われていた土地に行ってみたい。

どれほどの苦しさや悲しみがあったのか?

その土地に行って、この肌で毛穴から感じてみたい。

私の好奇心はもう止まらなくなってしまいました。

みんなどんな生活をしているんだろう。

私は、生活習慣を通して、毛穴から理解するために、アフリカ人になろうと思ってアフリカに移住しました。

そして、アフリカ人と一緒に生活することに。

気づけば、結婚していました。

そんな私をみた、JUSTE DEBOUT SCHOOL専門学校学校で4年間一緒に過ごした仲間たちは、

「こんな人、初めてみた!びっくり〜」、と驚かれました。

「そこまで深掘りして、そこまで人生をかけて命をかけて本当にやっちゃうなんて、信じられない。私たちにはできないことをケイコはやっているよ」って。

つまり、私は、フランス人になろうと思ってフランスに移住しフランスで生活しているうちに、

フランス人を超えたフランス人になってしまった🤣と言ってもいいくらいだと思います。

ちなみに、多くの日本人の方々は、日本人のまま海外に行くんです。そして、日本人としかつるまない。

だから、生活習慣にほとんど変化がなく、コンフォートゾーンから抜け出すことができずにいる。

それでは、自分の可能性、潜在能力を引き出し、発揮することはできません。

フランスでの学校生活、卒業間近に、ひとりの尊敬する先生にこんなことを言われました。

「ケイコは、とてもいい指導者になれると思うよ。日本人でこういう感性の人は、あまりいないと思う。とても貴重だと思うよ。」

と、4年間、一度も褒めてくれたことのない、私からしたら、意地悪な先生🤣から、そう、ひとこと言われたんです。

ふふふ。。。。。

なぜか理由はわかります。

多くの日本人が好まない時代から、私はスピリチュアルな世界にどっぷりいたからです。

魂・精神・肉体がどうやって関わって、どうやって影響しあって、進化してゆくのか。

今の肉体が、どうやったら限界や境界を超えてゆくことができるのか、仕組みを学んできたからです。

今年で15年目になりますが、今でも学び続けています。

時間とお金、つまり命をかけています。金額は3,000万円以上、、、、半端ないです。

なので、多くのフランス人でも、ここまで掘り下げたことはしないということが、これで伝わりましたでしょうか。

もちろん、フランス人と言っても、みんな違います。あくまで私個人が、今、感じていることです。

昨日、チコの話の中に、

【真のミュージカリティを体得】し、体現するために必要なのは、

【脳科学】

というお話がありましたね。その上で心理学も活用しながら、我々は今、音を分解して探求しているところですが、、、、この話はまた。

【脳科学】これは、「ひとり10億ドルの価値がある」と言われてる「潜在能力」を引き出すためにもとても大事なことです。

潜在能力とは、まだ表面化していないものの、内に秘められた能力や可能性のことです。まだ本人も気づいていない場合も多く、適切な環境や状況下で発揮されることがあります。

人間は、脳全体のうちわずか2%しか使っていないといわれている説もありますね。(諸説あり)

どれだけ脳を使うか?使ってるか???

【熟考】すること、【言語化】作業で深掘りは、ダンスに必須です。

特にこれからの時代は、精神のあり方が表に出る時代と言われています。

これまで、ダンスで「生き様がわかる」、「バレちゃう」、といったことがあったと思うのですが、

それがますますわかるようになってくる「精神の時代」なのです。

【脳科学】(のうかがく、英: Neuroscience)とは、

ヒトを含む動物の脳と、それが生み出す機能について研究する学問分野です。

認知、行動、記憶、思考、情動、意志など、人間の心の働きを生み出す脳の構造と機能を明らかにすることを目指します。

「ふぇちゃるま」が提供している

無意識で無限に踊れる9つの習慣

一生忘れない強固な記憶と

即引き出し

使える状態にするために必要なこと

この9つの習慣は、この【脳科学】に基づいて生み出したおすすめの習慣です。

ぜひ!!!改めて取り組んでみてくださいね。

さて、冒頭で、

Keipiさんの質問の中に、

「海外のTOPダンサーレベル、〇〇〇〇でも「よ〜く音を良く聴いて」としか言われなかった。

【真のミュージカリティ】を説明できる人に(言語化できる人)出会ったことがないと仰っていましたが、、、、」

とありましたが、

2025年6月29日(日)この、説明ができる人、言語化されている偉大な人物に出会うことができました!!!

じゃじゃ〜〜〜ん

あの有名な「BROTHER BOMB」さんです〜〜〜〜〜🙌

実は、2025年、今年の1月にChicoと2on2のバトルに出た時のジャッジが

なんとBROTHER BOMBさんだった!!!そこで、出会っていたんです!!

ただ、あの時はゆっくりお話しできるようなチャンスもなかった。

それから、2回、3回と、BROTHER BOMBさんジャッジのバトルに出たりして

6月29日に至るわけです。

あれから半年、長かったけど、嬉しかった。

ブラボムさんことBROTHER BOMBさんは

私のパートナー、Chicoのダンスを世界一上手いダンサーだとおっしゃってくれました。

その理由を分析した上で解説してくれたのですが、

簡単にいうと、

我々「ふえちゃるま」が取り組んでいる【ダンス哲学論】を持っている、深く探求している。

「世界観」「哲学」「芸術観」「身体観」まで掘り下げている。

ダンス+哲学+身体+社交=新しい国際的ダンスモデルの提唱

日本の教育・身体文化にも貢献する思想家、講演家、

Chicoはそれをダンスで体現している。っていうことだったんです。

そういうダンスをしているということ。

やっぱり、わかる方にはわかるんですね、ダンスで。

Chicoにとって、「ここまで分析して、言語化されている方は初めてだ!」とびっくりたまげていました!!!

ついでに、、、私のこともこんな風に分析し褒めてくださりました。

即興力はかなりのハイレベル

・いつも魂から踊っていて素晴らしいです😎

・この感性をぜひPoppingで活かすべき

・音楽を純粋に解釈している

・ダンス力がワールドワイド

日本ではきっと、誰にも伝わらないだろうなと諦めていましたが、

こんな風に分析して言葉にして伝えてくれた方は私も!!初めてです!!!

BROTHER BOMBさんの【ブラボム哲学】は、とっても深く愛に溢れた世界観。ダンス好きにはたまらんです。

【ブラボム哲学】✖️【ふぇちゃるま哲学】=とんでもない世界🌏を実現

同じ価値観、愛あるダンサー同志が繋がったら、すごいことになると予測ができます。

ありがたいことに、今、世代を超え、性別、ジャンル、国境を超えて、いろんなダンサー、ダンスアーティストとの出会いが起きていいます。

そう、私は、この出会いを求め、バトルにチャレンジしているのです。バトルは、我々にとっての「プレゼンの場」。

ひとり勝ち から「みんな勝ち」 の時代

縦の繋がり から「横の繋がり」 の時代

フラットな関係で、みんなで一緒に、愛のあるダンスワールドを創って行きませんか?

最後に、【ブラボム哲学】を全力で拡げたい🔻よかったら観て、「感想」をくださると嬉しいです。

さて、今日は、

真のミュージカリティを体得し体現するために必要なのは、

【脳科学】にあり

もっと言ったら【ダンス哲学】にあり!!!

海外のTOPダンサーレベル、〇〇〇〇でも「よ〜く音を良く聴いて」としか言われなかった。

なぜ私たちはここまでウルトラマニアックに掘り下げてそれを言語化させているのか??

最後まで読んでくださりありがとうございました。

なぜ言語化させるのか?深く探求し続けるのか?

五感、六感が磨かれるからです。

内省力が高まるんです。

愛が溢れるからです。

生きるチカラが育まれれるということが、ダンス力、踊るチカラになる。これは、つまり、真のミュージカリティーに辿り着くため。

これまで聴こえなかった隠れた音まで、聴いて、そして感じることができようになるんです。

言語化、言霊というくらい、言葉の力は、魂・精神・肉体を一致させ、実現させる力を持っているんです。

不可能を可能にするチカラ、それは言語化です。

あなたのダンス人生がますます豊かに幸せに発展しますように、心から応援しています。