こんにちは。
私たちは、真のミュージカリティを体得し体現し続けるために、様々な視点から世界観、
歴史や哲学、身体観、芸術観を学んでいますが、
今日は、【科学】の素晴らしさを改めて確認したいと思います。
【錬金術師:Alchemist:アルケミスト】
私たちが音楽やダンスを中心に探求していることは実は、錬金術と深い関わりがあります。
錬金術師とは、錬金術という技術を研究したり、実践したりする人のことです。
具体的には、卑金属を金に変える技術や、不老不死の薬を作る技術などを追求する人たちを指します。
錬金術は、古代から中世にかけて、特にヨーロッパで盛んに研究された、神秘的な技術と哲学的な思想が混ざり合った分野です。
錬金術師の主な目的は、以下の3つに分けられます:
1. 金属変成:卑金属を金に変えること。これは、錬金術の最も有名な目標であり、物質の性質を変える技術を研究するものでした。
2. 賢者の石の創造:不老不死の薬や、あらゆる物質を変化させる力を持つとされる「賢者の石」を創造すること。
3. 精神の錬成:物質だけでなく、人間の精神や魂をより完全なものへと変容させること。
錬金術は、近代化学の発展に大きな影響を与えました。
硫酸や硝酸などの化学薬品や、実験器具などが錬金術の研究過程で発見されました。
また、錬金術の理論は、物質の構成や変化に対する理解を深める上で重要な役割を果たしました。
錬金術師は、単に金儲けをする人たちではなく、自然の法則を解明し、人間の本質を理解しようとする哲学者でもあったのです。
【科学とは】
科学とは、世界に関する知識を検証可能な仮説と予測の形で構築する体系的な取り組みである。
現代の科学は通常、
❶物理世界を研究する自然科学、
❷個人や社会を研究する行動科学、および
❸公理や規則に準拠する形式体系
を研究する形式科学の3つに大別されることが多い。
【科学と化学の違いって?】
「科学」と「化学」は、どちらも私たちの周りの世界を理解するための学問ですが、その範囲と焦点が異なります。
「科学」はより広範で、自然界の現象全般を研究対象とするのに対し、
「化学」は物質とその変化に特化した分野です。
💡科学 (Kagaku, Science):
定義:自然界の現象や法則を、観察、実験、理論によって探求する学問全般を指します。
範囲:物理学、生物学、地学、化学など、自然科学の幅広い分野を含みます。
目的:自然界の仕組みを理解し、その知識を応用して、より良い社会を築くことを目指します。
💡化学 (Kagaku, Chemistry):
定義:物質の構成、構造、性質、そして物質同士がどのように反応するかを研究する学問です。
範囲:物質の組成、構造、変化、反応などを、原子や分子レベルで深く掘り下げて研究します。
目的:新しい物質の合成や、既存の物質の性質を変化させることで、様々な分野(医薬品、材料、エネルギーなど)に応用できる技術を生み出すことを目指します。
例:
・科学:惑星の運動、気象現象、生物の進化などを研究することは、科学の一例です。
・化学:薬の成分を分析したり、新しい素材を開発したり、食品の化学的な変化を研究することは、化学の一例です。
簡単に言うと、科学は「なぜ?」を広く探求する学問であり、
化学はその中でも「物質の性質」に特化した分野であると言えます。
【脳科学】
脳科学は、動物(ヒトを含む)の脳の構造と機能、そしてそれによって生み出される様々な働きを研究する学問分野です。
認知、行動、記憶、思考、情動、意志など、心の働きを生み出す脳のメカニズムを解明することを目指しています。
研究対象:
脳科学は、脳の構造(解剖学、組織学、神経解剖学など)、機能(生理学、神経科学、行動科学など)、
そしてそれらがどのように相互作用して心の働きを生み出すのかを研究します。
学際的な学問:脳科学は、生理学、形態学、分子生物学などの自然科学だけでなく、
心理学、言語学、情報科学、哲学などの人文社会科学とも連携し、学際的に研究が進められています。
研究分野:脳科学の研究は、感覚入力の処理、高次認知機能(記憶、学習、思考など)、情動、意思決定、社会行動など、多岐にわたります。
応用分野:脳科学の研究成果は、医療(神経疾患の診断・治療)、教育(学習方法の改善)、産業(AI開発、人間工学)など、様々な分野への応用が期待されています。
歴史:脳科学は、古代から現代に至るまで、様々な時代で研究が進められてきました。
古代では脳の役割が認識され始め、近代では脳の部位ごとの機能が解明され、
現代では脳の機能や構造を詳細に可視化・操作する技術が発達し、より高度な研究が可能になっています。
研究手法:脳科学の研究には、脳波測定、fMRI、遺伝子解析、病理組織学、行動実験、数理モデル構築など、様々な手法が用いられます。
倫理的課題:脳科学研究の進展に伴い、倫理的な課題も議論されています。
特に、脳科学研究の成果が社会に還元される際には、被験者保護やプライバシー保護、研究の倫理的妥当性などを考慮する必要があります。
【PDCAサイクルのすすめ】
PLAN➡DO➡CHECK➡ACTION
人生は、選択の連続!!【検証することでスキルアップ】
「私自身の現実、人生は、私が作っている」
「私のダンスは、私が作っている」
⭐️単位:年・月・週・難しい場合は、何かチャレンジした時でもGOOD⭐️
ちなみに私は、年単位、月単位、週単位で行っています。
〜週単位 / 何かチャレンジした時の例〜
1.先週やったこと、結果は? / 今回チャレンジしたこと、結果は?
2.選択したこと
抵抗したこと
検証:潜在意識を言語化で制御できるようになる
3.嬉しかったことは?
4.よかった点
5.改善点
課題:
原因:
具体的な解決策:
6.今週の目標は?/次回の目標は?
🔻
⭐️自分のダンスを分析する際の項目としても使える
おまけ
【心理学と脳科学の違いは何ですか?】
心理学と脳科学は、どちらも人間の思考や行動を研究する学問ですが、研究対象とアプローチに違いがあります。
心理学は「心」を、脳科学は「脳」を主な研究対象とし、それぞれ異なるアプローチで人間の行動を理解しようとします。
心理学:
研究対象:感情、思考、行動、人格、発達、社会現象など、人間の "心" の働きや現象を研究します。
研究方法:質問紙調査、実験、観察、面接などを用いて、人間の行動や思考のパターン、心の状態を分析します。
目的:人間の心のメカニズムを解明し、個人の幸福や社会のwell-beingに貢献することを目指します。
例:
・発達心理学:子供の成長過程における心の変化を研究する。
・社会心理学:集団行動や対人関係における心の働きを研究する。
・臨床心理学:心の病気や問題を抱える人々の心の状態を理解し、治療や支援を行う。
脳科学:
研究対象:脳の構造、機能、神経細胞の活動、脳内物質の動きなど、脳のメカニズムを研究します。
研究方法:脳波測定、fMRI、PETなどの脳活動を可視化する技術や、神経細胞レベルでの実験などを用いて、脳の働きを分析します。
目的:脳の働きを理解し、認知機能や行動のメカニズムを解明することを目指します。
例:
・認知神経科学:認知機能(記憶、学習、言語など)を脳の活動と関連付けて研究する。
・神経生理学:脳の電気的な活動や神経伝達物質の役割を研究する。
・神経病理学:脳の病気や損傷が認知機能や行動に与える影響を研究する。
両学問の関連性:
心理学と脳科学は、互いに補完し合う関係にあります。心理学的なアプローチで得られた知見を、脳科学的な研究で裏付けたり、
逆に、脳科学的な研究成果を、心理学的な現象の理解に役立てたりすることがあります。
例えば、認知神経科学という分野では、心理学と脳科学の両方の視点から、人間の認知機能や行動をより深く理解しようとする研究が行われています。
まとめ:
心理学と脳科学は、どちらも人間の理解を深めるための重要な学問分野です。
心理学は心の働きを、脳科学は脳の働きを研究対象とし、それぞれの視点から人間の行動や思考を解明しようとします。
両学問の連携によって、人間の理解はさらに深まり、医療や教育、ビジネスなど、様々な分野への応用が期待されています。
以上、
今日は、錬金術師との深い関わり、それから、科学や脳科学がどれだけ大切なことかをお伝えするためのシェアでした。
脳や科学、脳科学の知識を身につけ、実践して、理想を実現してゆきましょう。PDCAはめちゃくちゃいいシステムです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
